6月25日、京都にて日本脱カルト協会による公開講座「カルト問題からみた大学の役割-対策から教育へ-」が行われました。僕も勉強するために聴講させていただきました。


今回の講演者は松岡洋一教授(岡山大学)、楠山泰道さん(日蓮宗僧侶)、高山正治牧師(倉敷めぐみキリスト教会)、鈴木次郎さん(JSCPR理事)、太刀掛俊之准教授(大阪大学)、瓜生崇さん(大阪大学・僧侶)、司会は平野学教授(慶応大学)、そして急きょ鈴木文月さんの代わりに、山口貴士弁護士が来られていました。



ほとんどの教授は特定の団体に対してカルトであるという前提で話しており、根拠もないのにただその特定の団体をカルトと決めつけているようにしか思えませんでした…。


松岡洋一教授(岡山大学)は、「学生支援とカルト対策について」ということで岡山大学における具体的なカルト問題対策について語っていました。



楠山泰道さん(日蓮宗僧侶)は、高校生もカルトの被害者になっているということで「高等学校におけるカルト問題への対応」という題目で話されていました。カルト団体に入れば、日常生活・学校生活の破綻、両親とのコミュニケーションの断絶、学校内における勧誘活動に伴う学校内秩序の崩壊などが挙げられていました。また、入信している生徒はカルト団体によるマインドコントロールによって、認識、行動パターンを支配されているとも言っていました。それは違うのではないでしょうか?高校生も、しっかりと自分の考えを持っているだろうし。
それに、そもそもCARPはカルトだといわれているけれど、私たちは地域・社会・世界に貢献できる人材をめざし、親を含めて周りの人たちに勇気・希望を与えていくことのできるリーダーになりたいと思って活動しているんです!!!



高山正治牧師は、「宗教者と大学の提携」ということを話されていました。その中で、宗教者でありながら信教の自由を否定していました。それに、統一教会=カープであるというような発言があったり、自分が拉致監禁にかかわり強制脱会を行っていると言われているにもかかわらず、自分がかかわった大学を挙げていました。しかし、その内容は今回は控えるといって、明かさずに終わりました。
なんで控えるのでしょうか?自分が正しいと思うのなら堂々とみんなの前で話せるはずなのに!!まるで、高山牧師自身が本当に拉致監禁にかかわっていて、強制脱会という恐ろしいことを行っているようにしか聞こえませんでした。




鈴木次郎さん(JSCPR理事)は、「カルト被害者の親として大学に望むこと」について言っていました。この方の息子さんが親鸞会に入ってからのことを話した後に、大学側はこういったカルトから学生を守るべきだと強く訴えていました。




太刀掛俊之准教授(大阪大学)は、カルトの基準=「何らかの強固な信念(思想)を共有し、その信念を基にした行動を熱狂的に実践するように組織された閉鎖的な集団であって、その集団の教義や儀礼が『奇異』に見えるかどうかではなく、その集団が、個人の自由と尊厳を侵害し、社会的に重大な弊害をもたらしているかどうか。」だと言っていました。    社会的に弊害をもたらしているかどうかは、いったい誰が判断するのでしょうか?そう考えてみると、このカルトについての定義は非常にあいまいだと思います。



最後に、瓜生崇さん(大阪大学・僧侶)のお話がありました。
ここでは、
・大学でのルールを犯してはいるが、信者は犯罪者ではありません。
・「敵」でもありません。
・「大学の学生の幸せを念じている」という点では、実は、職員もカルト信者も同じ。
・勧誘している人から学生を守るのではなく、勧誘している人もカルトから守ってほしいのです。
ということを言っていました。
最後がちょっと気になったのですが、大学がカルト対策を是非推進してほしいと言っているように聞こえました。
そして、この話の最後の方に、カルト対策で最も有効だった方法を聞き出したらしいのですが、「ないしょ」だそうです。なぜそこだけ隠すのでしょうか?何か変なことでもしているとしか思えませんでした。





この公開講座を聞かしてもらって、何も変なことをやってもいないのに、自分たちがやっていることをこんなにも否定しているのは完全に不当な迫害だと思いました。大学側はもっとこういう人たちのことを知るべきであって、話を聞くべきだと思うのです。

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